大阪市都島区の大阪精密入れ歯治療室。当院でインプラントを入れない理由。

当院でインプラントを入れない理由

当院でインプラントを入れない理由

様々な理由で、当院ではインプラント処置を行っていません。

当院でインプラントを入れない理由

当院では、インプラントを入れる処置を一切行っていません。(他院で入れたインプラントのメンテナンスや炎症を起こしたインプラントの除去は行っています。)その理由について、説明していきます。

インプラント治療の成功率は、現状でそこまで高くないため。

インプラントは、骨に固定式の入れ歯です。骨に異物を入れる以上、必ず炎症が起こることがわかっています。軽度の炎症で自覚症状がないレベルなら成功としてもいいのですが、インプラント周囲炎として検査でわかったり、自覚症状が出てしまうレベルを失敗とすると、成功率はせいぜい6割後半しかないというデータがあります。これは、医療によっておこる病気(医原性疾患)であり、出来るだけ避けるべきことです。ブリッジや入れ歯では、インプラント周囲炎のリスクはゼロです。これは、インプラント治療を行うことで、他の治療法より全体的な成功率が1本あたりで7割がけで下がってしまうことを意味します。インプラントは入れ歯やブリッジより快適という文句で売り込まれますが、インプラント周囲炎を起こせば、不快症状(歯ぐきが腫れる・痛い・噛めない・口臭など)が沢山生じてしまいます

また、インプラント治療の成功率より、根管治療の成功率の方が高いです。そのため、なおさらインプラント治療は慎重になるべきだと考えます。

医学的治療技術が進歩し、もっとインプラント治療の成功率が上がれば、その時は当院もインプラント治療を採用するかもしれません。

入れ歯やブリッジ治療で、インプラント治療なくても快適性の高い治療が出来るため。

従来からある入れ歯治療やブリッジ治療でも、妥協せず、きっちり丁寧に治療を行えば、かなり良い結果を出すことが出来ます。昔からある治療法ということは、信頼性が高く、長い間廃止されずに利用されている治療法ということになります。

インプラント治療は、患者さんとの利益相反となるため。

多くの患者さんは、歯を治療して残せるものなら残し、ご自身の歯でいたいと希望されていると思います。

インプラント治療は基本的に全て自由診療です。そのため、殆どの歯科医院で利益率が高い治療法です。歯科医院が利益を追求するなら、歯を抜いてインプラント治療を行う方が儲かるという歯を残したい患者さんとの利益相反関係が出来てしまいます。

当院では、歯を残す治療を行う方が利益が上がるように治療費を決定し、患者さんとの利益相反関係にならないようにしています。

入れ歯やブリッジ治療より、治療費が高額になるため。

入れ歯やブリッジ治療と比べて、同じ症例で大体1.5~3倍くらい治療費が高額になります。同じような結果になるなら、患者さんの金銭的負担は、当然少ない方が良いです。

専門分野を増やしすぎない方が良いため。

歯科医師の能力にも限界があります。治療について、日々勉強を行いますが、色んな分野を広く勉強するとなると、ひとつの分野に費やす勉強量が少なくなってしまい、勉強の深さが浅くなってしまいます。当院では、入れ歯治療(かみあわせ治療)と歯の保存治療(特に精密根管治療)を専門的に行うと決めており、専門分野に対して高い治療技術を身に着けるほうが良いと考えております。

インプラントの勉強まで手広く診療を行うと、全体的な診療の質が下がってしまうでしょう。そのため、インプラント治療・矯正治療(大掛かりなもの)・小児の治療(矯正治療が絡むようなケース)は当院では行っていません。

インプラント治療を行っても良いだろうという場合。

インプラント治療自体は、医学的に適切な治療を提供されるという前提で、患者さんがメリットとデメリットを含めて承知した場合、有用な治療になりうると私も考えています。

医学的に適切な入れ歯・ブリッジの治療を受けたが、どうしてもなじまなかった場合。

医学の限界というものがあります。入れ歯治療・ブリッジ治療にも限界があります。医学的に適切な入れ歯・ブリッジの治療を受けた上で、何をやっても上手くいかなかったとういケースでは、治療法を変えてインプラント治療をしてみるということもあり得るでしょう。

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