大阪市都島区の大阪精密入れ歯治療室。入れ歯と発音について。

治療用義歯

入れ歯と発音

可能な限り、発音しやすい入れ歯の設計を致します。

発音の仕組み

最終の入れ歯発音するとき、舌や頬っぺた、上顎、歯の形や接触によって、音を作り出します。例えば、サ行の音だと、上の前歯の歯ぐきの付け根あたりに舌の先端をつけて、空気を擦るように吹き出して音と作り出します。人は、無意識に発音していますが、喉だけでなく、お口の中の色々な動きにより、音を作って声を出しています。

発音と入れ歯の関係

入れ歯は、お口の中に装置を入れます。残念ながら、入れ歯という装置は、厚みを全くなしにすることは不可能です。入れ歯の機能を保ちつつ、入れ歯が発音をするときのお口の動きを邪魔しないように、設計をしなければなりません。

合っていない入れ歯が発音を阻害するときの原因

合っていない入れ歯が発音を阻害するときの原因には、例えば以下のようなことが考えられます。

  • 入れ歯がゆるい:ゆるい入れ歯を舌で抑えようとしたりなど、変な力が入って話しづらくなることがあります。
  • 入れ歯が分厚い:分厚い入れ歯だと、舌を動かすスペースが狭くなったりして話しづらくなることがあります。
  • 入れ歯が薄い:入れ歯が薄すぎても、舌を歯ぐきに当てて発音する音が出にくくなる場合があります。
  • 入れ歯の人口の歯の位置が悪い:特に多いのが歯の位置が内側すぎると、舌を動かしづらくなります。
  • かみ合わせが低い:お口の中のスペースが狭くなって、舌を動かしづらくなります。
  • かみ合わせが高い:常にものをほおばったような感じで、話しづらくなることがあります。
  • 前歯の位置関係が悪い:前歯を使って発音する音は多いです。位置が悪いと、息が抜けやすいです。
  • 入れ歯のふちの位置が舌の動きを邪魔する:ふちが長すぎたりすると舌を動かしづらくなります。

パラトグラム法

発音に関しては、今の医学でこうすれば簡単に発音しやすくなるという方法は残念ながらわかっていません。入れ歯、インプラント、ブリッジ全ての歯を補う方法において、失った歯を完全に再現することは不可能です。患者さんごとに、症状を聞き出して原因を探し出し、個別で対応するというのが現実です。パラトグラム法は、発音時に入れ歯のどの部分に舌が良く当たっているか調べる検査です。当院では、患者さんの発音しにくいと感じられる感覚と、パラトグラム法による検査にて、問題の場所を探し出して、発音しやすい環境を整えていきます。