大阪市の山下歯科。神経がなくても歯が痛い理由について、説明します。

入れ歯とインプラントの比較

神経がなくても歯が痛い理由

歯を補う第4の手段として注目されてきています。

歯の移植により、入れ歯・ブリッジ・インプラントせずに済む可能性があります。

歯を失ってしまった場合、基本的には入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの人工物で歯を補う必要があります。

しかし、もし親知らずなどかみ合わせに参加していない歯がお口の中に残っていれば、その歯を失った場所へ移植してご自身の歯により歯を補うことが出来る可能性があります。

当院を受診された患者さんにも、歯が割れていたりなど根管治療で治せない状態で抜歯との診断になることもあります。その際、人工物ではなく、ご自身の歯の移植というご提案が出来ることもあります。

歯の移植の例

移植前左図はある患者さんの初診時の歯の状態です。7番の歯がぐらぐらで状態が非常に悪かったので、8番の歯を7番の位置へ移植することになりました。

移植の処置直後

移植前7番の歯を抜歯して、8番の歯を7番の歯の位置に移し替えました。7番の根っこより8番の根っこの方が大きさが大きかったため、骨を少し削ってから移しています。当然ですが、移植した直後は骨に歯の根っこがフィットしていなスカスカの状態です。根っこの周りには骨がないため、黒い影がうつっています。

移植後、半年経過

移植前8番の歯は抜歯した時に神経が死んでしまいますので、神経を取る処置を行いました。歯と骨はしっかり引っ付いて、特に問題なく機能できる状態です。

(注意1)銀歯を全てセラミックに交換する処置中なので、この写真では仮歯の状態です。

(注意2)5番の歯は歯が一部欠けていたため、矯正処置を行っていますので、歯の位置が少し変わっています。

歯の移植の適用条件

  • 移植できる歯が存在すること。
  • 移植先の骨の形に移植できる歯の形がある程度適合すること。
  • 可能であれば、抜かないといけない歯が抜く前であること。

歯の移植の特徴

歯の移植は人工物ではなく、ご自身の歯を利用します。移植した歯が骨に定着すれば、歯と骨は歯根膜と呼ばれるクッションの組織でしっかり結合します。人工物と違いご自身の歯なので、かみ心地を感じることが出来ます。

移植は100%成功するわけではありませんが、それはインプラントなど他の治療法も同じです。天然の歯でかむことが出来るというメリットは大きいです。

歯の移植の術式

歯の移植の処置の流れは、大まかには以下の通りです。

検査

レントゲン検査(CT検査含む)を行って、移植される歯と移植される場所の状態を確認し、移植出来るかどうかを診断します。

抜かないといけない歯の抜歯

抜かないといけない歯を抜歯します。抜かないといけない歯の周りの骨に大きな問題がなければ、その日のうちに移植します。抜かないといけない歯が歯の破折や根っこの病気で骨の中に病巣を作っている場合は、2週間ほど待ってから移植することがあります。

移植

移植される歯を抜歯します。移植される場所の骨の形を少し整えてから、移植される歯を移植される場所に移します。

移植された歯の神経の処置

移植された歯は一度抜歯されますので、その時に歯の神経の組織は死んでしまいます。移植後、歯がある程度骨に引っ付いて落ち着いてきたら、神経を取る処置を行います。

かぶせものの処置

当然、移植された歯の形は別の場所に移すため、相手の歯とかみ合いません。かぶせものを作って、しっかり相手の歯とかみ合うようにします。

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