大阪市都島区の山下歯科。再根管治療の基準について。

抜髄に至るまで

マイクロスコープと拡大鏡

マイクロスコープと拡大鏡の利点と欠点について、説明いたします。。

マイクロスコープと拡大鏡は得意分野が違います。

歯科治療において、マイクロスコープ(手術用顕微鏡)と拡大鏡の使用について、どう違うのかということを説明していきます。単純に考えると、拡大倍率が高いマイクロスコープの方が良く感じられますが、木を見て森を見ずということわざもあるように、単純にそうとも言い切れない場合があります。当院での、考え方を書いていきます。

マイクロスコープの特徴

マイクロスコープマイクロスコープは、左の写真のような大きな機械です。

マイクロスコープの利点

とにかく拡大率が高く、最大15~20倍くらいの倍率になります。とにかくこの点が素晴らしいです。

マイクロスコープの欠点

とにかく大きいため、機動性が低いです。お口の中を直接見られる範囲が狭く、どうしても、ミラーで見ないといけない場面が多いです。また、大きな本体を動かさない限り、簡単に視線を変えられないため、いろんな角度から見る処置には向きません。立体感がややわかりにくいです。

使いどころは根管治療や細かい所を見なければいけない場面

とにかく、細かい所を見ないといけない場面で活躍します。拡大鏡の拡大率では見えないところもチェックできます。根管治療や歯髄保存療法、歯の破折に対する処置では必須です。

マイクロスコープの拡大率は変更できるため、拡大鏡と同程度の拡大率にも出来ますが、その拡大率で使用するなら、機動性の高い拡大鏡を使った方が良いです。

拡大鏡の特徴

拡大鏡拡大鏡は、左の写真のように頭に装着するタイプの装置です。

拡大鏡の利点

頭と固定されているため、首を動かせばそのまま視野が動きます。非常に、機動性が高いです。立体感は、肉眼とほとんど変わらないほどわかります

拡大鏡の欠点

単純に、拡大率がマイクロスコープより低いです。当院で使用している高拡大率のものでも10倍です。それ以上の拡大率の製品はほとんどないと思います。拡大率が低ければ、単純に細かいところは見えません。

使いどころはマイクロスコープほどの拡大率が不要な処置全て

例えば、かぶせものを作るときの歯の土台の形成や型取りは、拡大率よりも周りの歯とのバランスなどを見なくてはいけません。視野をどんどん変えないといけない状況で有利です。要するに、特徴があるため、使い分けが大切ということになってきます。

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